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商品詳細

香合【縞柿/孔雀杢】[C04-03]

販売価格: 20,520円(税込)
数量:

●木地師小椋芳之(岡山県重要無形文化財保持者)製作

●当店の製品は国産材・本漆塗のため他店に比べると値段が高いですが普段使いの漆器です。当家の漆塗の技法は祖先が漆を塗ることで器を丈夫にし、長い年月使えるように考案したものです。「限りある資源を大切にしたい」という木地師の想いが込められています。

材質 :縞柿
寸法 :直径5.8cm×高さ2.4cm
技法 :研出本漆塗
  箱  :紙箱

香合蓋の部分が縞模様になっているのが良く分かります。

木地師十三代 小椋芳之が継承する「奥津千軒刻研出本漆塗」で製作されています。昔ながらの手法を守り、手間暇かけて製作しています。

当店の製品は国産材・本漆塗のため他店に比べると値段が高いですが普段使いの漆器です。当家の漆塗の技法は祖先が漆を塗ることで器を丈夫にし、長い年月使えるように考案したものです。「限りある資源を大切にしたい」という木地師の想いが込められています。木地師十三代 小椋芳之「ただ今、製作中」ブログあります。

記念品・贈答品のご相談お受けします

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私は岡山県外の材木市場に出かけます。理由は、中国山地の市場には木地師が好む広葉樹林がほとんどでなくなったからです。

木目が沢山でそうな木は、木の肌が波になっていたりコブがついているものです。扱いにくい木もありますがそこにやりがいを感じることもあります。 木には様々な癖があるので木を見極める目が必要です。

製材後、木取り→荒繰り→乾燥(乾燥に2〜10年かかります)→轆轤挽きを行います。一つ一つ私の手作業で行います。

【動画】汁椀ができるまで


当家に伝わる漆塗は、祖先が白木地のままでは汚れ、変形、割れなどが起こりやすいので、器の木目が毎日使っていても汚れることのないよう、器面に漆を塗って幾年もその美しさを残そうと思案した手法です。

当家の漆塗りの最大の特長は下地作りにあります。下地の段階で一度塗った漆を拭き取った後、漆ととの粉を混ぜ合わせたものを塗り、乾燥したら水で研ぐ(洗い落とす)という過程を数回繰り返します。そして薄い漆から濃い漆へと重ね塗りしていきます。

私が納得のいくまで塗り直しを行います。


製品にはすべて私の銘である「芳之」を刻んでいます(小さな製品は焼印の場合あり)。

伝統といわれる仕事はすべて手作業で行われます。現代では手作業で行う製品は高級品となっていますが、限りある資源である木を大切に使うために祖先が工夫に工夫を重ねてきた結果が当家の漆塗であり全国の伝統工芸です。

高価と思われるかもしれませんが、そこをどうぞご理解いただきたいと思います。

木地師十三代 小椋芳之
・岡山県指定重要無形文化財
・日本工芸会 正会員
・日本木地師学会 理事

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当店の紹介
  

●当家の技法や木地師について紹介(当店の説明サイトに移動します)   ●動画:お椀ができるまでを紹介

 
熨斗紙・裏書いたします

●記念品・贈答品などに熨斗紙いたします。⇒「レジに進む」の後、「備考欄」に「熨斗紙希望」として内容をお書きください。

●製品の裏に金粉のエナメルで私の手書きで1〜15文字程度の文字入れ(無料)ができます。「米寿・喜寿」「結婚祝」「初節句」などお祝い事にご利用ください。※製品(汁椀・湯呑など)によっては余白がせまくお受けできない場合もあります。⇒「レジに進む」の後、「備考欄」に「裏書希望」として内容をお書きください。

製品のオーダーメイド・材料の持ち込み加工・漆の塗り替え ご相談承ります

お客様のご希望に添えるよう努力いたします。いつでも相談を承りますのでご連絡ください。

当家に伝わる「奥津千軒刻研出本漆塗」の技法や工程の紹介(説明サイトに移動します)

鶴山漆器の特長とお手入れについて

鶴山漆器の特長は、時が経過すればするほど、漆が透けて下の杢目が鮮やかに浮き出てきます。そして底艶のある美しい光沢を放つことができます。塗ったばかりの製品は黒っぽく見えますが、徐々に漆が枯れていき色が変化していきます。また、アルコールや熱湯にも強く丈夫です。

お手入れについてですが、当店の漆器は天然木で作られており、下地から仕上げまで本漆で塗られています。ですから基本的には丈夫です。日常的に使われる場合は、たわしなどでこすらずスポンジなどで洗ってください。

漆器を傷める主な原因は下記の3つです。
(1)高温 → 食器洗い乾燥機や電子レンジなど。
(2)紫外線 → 日光に長時間当てるなど。
(3)乾燥 → 冬の暖房など。ゆがみの原因になります。

この3つに気を付けていただければ、末永くお使いいただけることと思います。

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(2) 郵便振替

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・ご入金確認後即日

■ 在庫状況について

 店舗にも陳列している商品があります。また作品展でも陳列する商品があります。そのため注文をいただいても在庫がない場合があるかもしれませんが、ご了承ください。その場合はすぐにメールを致します。

■ 店主からみなさまへ

 当店は、木地師小椋芳之が一人で行っているお店です。そのため他店に比べると決してサービスが良いとはいえませんが、昔ながらのお店として温かく受け止めていただけたら嬉しく思います。そして当店で木の魅力を知っていただき、日本における山林の問題や伝統工芸の存続に興味を持っていただけることを願っております。


■ 店舗のご案内

鶴山漆器おぐら(木地師の店)

岡山県津山市鉄砲町170番地
TEL/FAX(0868)22-6029
kijishi@tvt.ne.jp

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